ArchLinuxのインストール

※これは過去に書いたものを再現したものです。

1.ArchLinuxの良さ

以下に尽きますが、私は特に「最新であること」「ユーザ中心」(自作)であることが気に入っています。でもインストールが難しいと言われており、だから可能な限りコピペを目指しました。 

1.シンプルであること

2 最新であること

3 実用的であること

4 ユーザー中心であること 5 汎用であること

「archwiki」より

2. インストールディスクの作成

例のごとく最新版をダウンロードし、これをCDやUSBメモリに焼きます。

3.インストールディスクから起動

表示された画面で、x86_64(64bit版)かi686(32bit版)かを選択(32bit版しか選べないPCの場合には、x86_64の表示はありません)してしばらく待っていると、 rootでログインされます。

4.sshの起動とrootパスワード設定

# systemctl start sshd
# passwd
# ip a
(IPアドレスが割り振られているはずなので、それを覚えておきます。ここまで来たらリモートPCからssh接続します。
$ ssh root@IP address
(先ほど設定したパスワードを入力します。)

5.いよいよインストールです。

コピペでやってください。

(1)キーボードレイアウトの変更(英語キーボードの場合は飛ばしてください。)

# loadkeys jp106

(2)HDDのバーティショニング

BIOSとUEIFでは若干インストールが異なります。以下のように実行して何も表示されなければBIOSでの起動です。
# ls /sys/firmware/efi/efivars

【BIOSの場合】
# fdisk /dev/sda(このあとはちょっとだけコピペできない。)
です。領域確保の概念、fdisk コマンドの使用方法について、詳しくは、ここを参考にしてください。)私のシステムは65GのHDDを/dev/sda1 60G(root領域でブートフラグを付ける。)、 残りをすべてを/dev/sda2としてswap領域として使っています。
【UEFIの場合】
# cgdisk /dev/sda
[new]を選択し、512メガバイトをUEFI領域として割り当てる。パーティションタイプにはef00を割り当てる。
[Free Space]を選択して、スワップ領域分(搭載メモリと同量)を残し、linuxパーティション(パーティションタイプ8300はそのまま)に割り当てる。
また[Free Space]を選択して、スワップ領域にすべて割り当てる。パーティションタイプ8200を設定。
最後に[Write]→[Quite]を選択し、終了。

(3)HDDのフォーマットとマウント

【BIOSの場合】
# mkfs.ext4 /dev/sda1
# mount /dev/sda1 /mnt
【UEFIの場合】
# mkfs.ext4 /dev/sda2
# mount /dev/sda2 /mnt

(4)スワップ領域の作成と有効化

【BIOSの場合】
# mkswap /dev/sda2
# swapon /dev/sda2
【UEFIの場合】
# mkswap /dev/sda3
# swapon /dev/sda3

(4−2)UEFI領域のマウント(UEFIの場合のみ)

# mkfs.vfat -F32 /dev/sda1
# mkdir -p /mnt/boot/efi
# mount /dev/sda1 /mnt/boot/efi

(5)無線LAN設定(有線LANの場合は、DHCPで立ち上がっていると思われるので飛ばしてください。)

# ifconfig
(ここで表示された無線LANのでデバイス名を記録しておく。通常「w」で始まる。

# wifi-menu
(無線ルータのESSIDが表示されるので、パスワードを入力)

# ifconfig
(IPアドレスが割り当てられているかを確認)

(6)ArchLinuxのベースシステムを導入

# pacstrap /mnt base base-devel

(7)追加パッケージを導入

# pacstrap /mnt grub efibootmgr
# pacstrap /mnt grub-bios
# pacstrap /mnt dialog wpa_supplicant net-tools wireless_tools netctl

(8)起動に必要な各種の設定

# genfstab -p /mnt >> /mnt/etc/fstab

(9)chroot環境下で作業

# arch-chroot /mnt

(10)タイムゾーン、日本語環境、ホストネームなどの設定

場合によっては、キーボードの配列が異なる場合があって、すごく不便を感じるようであれば再度 # loadkeys jp106 を実行して下さい。

# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# echo “LANG=en_US.UTF-8” >> /etc/locale.conf
# echo “KEYMAP=jp106” >> /etc/vconsole.conf
# echo NasebanaruLinux >> /etc/hostname
(ホスト名は好きな名称に変更してください。)
# nano /etc/hosts
127.0.0.1 NasebanaruLinux.localdomain Nasebanarulinux
(上で入力したホスト名称を記載してください。)

(11)日本語環境の設定

# nano /etc/locale.gen
(開いたファイルの次の2行の#を削除し、有効にして下さい。)
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8
# locale-gen

(12)Linuxイメージの作成

# mkinitcpio -p linux

(13)Grubのインストール

【BIOSの場合】
# grub-install /dev/sda
【UEFIの場合】
# grub-install –target=x86_64-efi –efi-directory=/boot/efi /dev/sda

(14)Grubの設定ファイルの作成

# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

(15)rootのパスワードの設定

# passwd
(パスワードを入力すると、再度入力を促されます)

(16)一般ユーザとそのパスワードの設定

# nano /etc/sudoers
(開いたファイルの次の2行の#を削除)
defaults env_keep += “HOME”
%wheel ALL=(ALL) ALL
# useradd -m -g users -G wheel,storage,power -s /bin/bash taro
(ここではユーザ名をtaroとしましたが、自由に変更してください。)
# passwd taro

(17)有線LANの場合は次のコマンドで有効にしておくと便利

# systemctl enable dhcpcd.service

(18)chrootを抜けて、マウント解除、再起動

# exit
# umount /mnt
# reboot

6.再起動後

(1)rootユーザでログイン

$ root
(パスワードを入力)

(2)無線LANの場合は

# wifi-menu

(無線LANに接続すると、/etc/netctl/以下にプロファイルが作られます。それを確認するために)

# ls /etc/netctl/(インタフェース名ーESSID名形式のファイルが見える)
# netctl start インタフェース名
# netctl enable インタフェース名
(次からは自動的に繋がるようになります。)

(3)有線LANの場合で、2.(17)を実行しなかった場合、実行してもうまくつながらない場合

# cd /etc/netctl/
# cp examples/ethernet-dhcp .
(IPアドレスを固定する場合は # cp examples/ethernet-static を実行する)
# ip a
(イーサネットアダプタの名称を確認。enp〇〇という名称になっているようです。 )
# nano ethernet-dhcp
(開いたファイルの次の行を書き換える
interface= eth0 → enp〇〇
# netctl start ethernet-dhcp
# netctl enable ethernet-dhcp
これでネットにもつながったので、ここからはまさに自作です。

“ArchLinuxのインストール” への1件の返信

  1. インストールやその後の管理にも「より簡単に」と思うのであれば、Manjaro Linuxをおすすめします。https://manjaro.org/
    コマンドの楽しさも味わえるし、それでいてGUIの簡単操作も味わえるディスビです。

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